「からのきょうかい」と読みます。
TYPE-MOONがまだ同人サークルだった頃、奈須きのこさんのHP(1998年ころ)で公開されたもので、同人誌(2001年ころ)として発売され、その後、講談社(2004年ころ)から発売されています。
ドラマCDでは「とらのあな」で発売(2002年)されていました。
・・・で、この小説を映画化すると言うことですが、どうするつもりなのでしょうか。
ここで、ちょっと紹介。
オムニバス形式で、以下の作品があります。
俯瞰風景
とあるビルで不可解な飛び降り事件が発生する。両儀式と蒼崎橙子が解決に動く。
殺人考察
両儀式周辺で殺人事件が発生する。両儀式に似た姿を見かけたと目撃者は言うが。
痛覚残留
黒桐幹也は、苦しげそうにお腹を押さえて道ばたでうずくまっている女の子と出会う。
伽藍の洞
両儀式と蒼崎橙子との出会い。
矛盾螺旋
臙条巴が友人と争っていると、着物を着た人影が路地裏に立っていた。
忘却録音
正月を迎えた黒桐鮮花は、蒼崎橙子からある依頼を受ける。
境界式
勇気を持って告白したが、彼女はそう言って去っていった。
空の境界
四年前と同じように、彼女は雪の中に立っていた。
さて、映画化するにはかなり問題(映倫に抵触)になる事柄がいっぱいなんですよね。
「伽藍の洞」「空の境界」は作品として短すぎ。
「境界式」は「殺人考察」の前ふりですし、短すぎます。
「殺人考察」はドラッグの話が出てきますが、それよりも食らうシーンやら殺人シーンが多いからなあ・・・
「痛覚残留」は拉致られたり、人が殺されていくシーンが結構出てきますからね。
「俯瞰風景」は飛び降りはあるけど。ドラマCDになっているから、なんとかなりそうだしなあ・・・
「矛盾螺旋」は荒耶宗連との対決は見れるけど、その前の臙条巴の家族の惨殺シーンをうまく隠せばOKかなって感じですね・・・
「忘却録音」は両儀式よりも黒桐鮮花が目立つしなあ。
「ひぐらしの
なく頃に」のTVアニメでも、結構ギリギリなんじゃないかなと思いましたけどね。(^^;)
少なくとも15禁以上になりそうですね。
映画化になるとしたら、両儀式の制服姿も見たいので「忘却録音」がいいなあと思います(^^)
いまのところ、まだ何も決まってないみたいなので、トップ絵だけですね。
公式ホームページ
http://www.karanokyoukai.com/