今回の話は、前巻の直後・・・生徒会選挙(山百合会)の選挙結果発表からです。
まずは、乃梨子視点から。
乃梨子の気持ちは分かる気がします。
お互い好き同士なのにくっつかないのは傍目からするとね(^^)
熱いし、真っ直ぐな乃梨子はいいですね、あんな友人ほしいものです。(大変かもしれませんが(^^;))
祥子視点に変わり、柏木との会話。
いくら噂話が嫌いとは言え、祥子は瞳子のこと知らなすぎやしませんか?と思うのですが詮索したりするのも嫌いだから、そうなっちゃうのかもしれませんね。
今回の柏木の作戦は失敗して、祥子の耳に入ることになったのですが、それで人の評価が変えるところがないのは、祥子らしいですね。
由乃の視点になって、バレンタイン企画の話なのですが、次回への伏線なので特にないです。由乃の相変わらずのイケイケ青信号っぷりは健在ですね。
山百合会の誰か止めろって(笑)
志摩子の「乃梨子のカードが探してみたかっただけ」でお互い照れ合うひびき令音さんの白薔薇姉妹の絵がかわいかったなあ(^^)
これ以降は、瞳子の視点です。
乃梨子、可南子、演劇部長とのやりとり。
まだ、瞳子を気にしてくれている人達が居ていいですね。
柏木とのドライブ・・・で、柏木って意外に沸点低いんですね。
まあ、瞳子のことの悪く言われて黙っていたら、第1巻より失望していたと思います(^^;)
しかし、裏でいろんな情報持っているんですね、柏木って。
謎が多いというか。
そのうち、柏木の含みのある言い回しが分かるときがくればいいのですが・・・
なんとなく、いらつくんですけど(^^;)
次に、瞳子と由巳が一緒に帰ることに。
由巳も祥子と同じであまり噂話とか聞かないみたいで、自分の不用意な発言でとは言え、琴線に触れたことには気づいたみたいですね。
キレて暴走している瞳子に対して「そこで100数えなさい」。
・・・は、由巳も大人になったなあ(^^)
さすが、2年生ともなると落ち着くんですね。
でも、由乃のほうは、中学生の奈々に弄ばれて、暴走がエスカレートしているような・・・(^^)
その後、瞳子と祥子が一緒に帰るのですが・・・
由巳同様、瞳子はキレてしまうのですが、さすがは祥子、瞳子の扱いに慣れているので説き伏せましたね。
「由巳がかわいそう」の発言は、瞳子は二重のショックだったと思います。
祥子と由巳に対して不信感を見せてしまった・・・好きな人に嫌な態度を見せてしまったと・・・
また、柏木の「皆離れて言ってしまう」の言葉も引っかかっていたんでしょうね。分かっていてもやってしまうんですよね。
もう戻れないと悟ったのか、瞳子は逃げ出して、由巳に言われた「100を数える」訳ですが。
冷静になれたら・・・結局、由巳のことを頼りたいんですよね。
素直じゃないんだから。
でも、カウントするのって、嫌なときはどんどん追い詰めていくんで好きじゃないんですよね。
現に、瞳子も追い詰めていってますし・・・
「81」・・・このまま全てが終わるかというとき、肩に手が。
「なにやっているの?」
録画忘れて、飛んで帰ったはずの乃梨子が。
乃梨子えらい。よく戻ってきた。瞳子を救うマリア様は乃梨子しかいない。
ええシーンやわあ・・・目がうるうるです。電車の中だったので、
やばかったあ。(^^;)
まだ大事な友達が居るという安心感で号泣の瞳子と困惑する乃梨子のコントラストがいいです。
いい友達ですよね。乃梨子がお節介っていうのもありますけど、
気持ちを察してくれるそんな友人作らないとね。自分も(^^;)
さて、次巻はいよいよウァレンティーヌス(バレンタイン)企画ですね。
瞳子は、由巳と一気に距離を縮められるのか。
由乃と令と奈々はどうなるのか。
楽しみ楽しみ・・・
由巳が卒業するまで、あと一年あまり。このままだと50巻越すのか?ながっ!
PR